サッカーは得点を奪うFWがいて
得点を奪わせなDFがいる。
サッカーは止まることがなく流れていきます。
守備から攻撃へ、攻撃から守備へと常に試合は流れている。
守備から攻撃に切り替わる際に
DFで奪ったボールを前線に届ける役目として
中盤の選手がいます。
中盤の選手は選手が密集するポジションであり、
特に中盤の真ん中の選手に求められるのは
・広い視野
・ボールコントロール
・卓越したテクニック
・試合を読む戦術眼
など多くの技術やテクニックが求められます。
味方を活かすプレーをすることもあれば
自らが仕掛けていき、得点を奪う事もあります。
広い視野を持ち、一瞬の状況判断を
局面を打開し、味方にチャンスを作る
もしくは自らチャンスを作り得点を奪う。
中盤の選手は基本的には
後ろと前線を繋ぐパイプ役である。
今回紹介する選手は
観ている観客を魅了し、味方を活かすことにも長け、
広い視野を持ち、チャンスを作る事もできれば
自らの技術で相手を翻弄し得点を奪うことができる選手です。
「観客を魅了する天才ゲームメイカー」を紹介します。
こんばんは!
北区が生んだサッカーの申し子=まっちゃんです。
「観客を魅了する天才ゲームメイカー」の正体は
元ドイツ代表でアーセナル所属し、
10番を背負っているメスト・エジル選手です。
(引用:サッカーキング)
南アフリカワールドカップでドイツ代表としてプレーし
ドイツを3位に導き、一躍スターの階段を上り始める。
ワールドカップ終了後には
レアル・マドリードに移籍し、中盤の要として
ゲームメイクし、多くのチャンスを作っていきました。
その後、アーセナルに移籍し、アーセナルでも主力として
チームに貢献していき、数多くの得点を演出しています。
自らでも得点を奪うこともでき、
チャンピオンズリーグのグループステージ第4節のルドゴレツ戦での
逆転弾を決めた3点目は圧巻でした。
冷静な状況判断と卓越したテクニックで
相手を翻弄し、得点を奪うこともできます。
エジル選手の経歴
2006-2008年 シャルケ04 30出場/0得点
2008-2010年 ヴェルダー・ブレーメン 71出場/13得点
2010-2013年 レアル・マドリード 105出場/19得点
2013-2018年(現在) アーセナル 116出場/23得点
ドイツ代表歴
2006-2007年 ドイツU-19 11出場/4得点
2007-2009年 ドイツU-21 16出場/5得点
2009ー2018年 ドイツ 92出場/23得点
獲得タイトル(クラブ)
・ヴェルダー・ブレーメン
DFBポカール 1回
・レアル・マドリード
リーガ・エスパニョーラ 1回
コパ・デル・レイ 1回
スーペルコパ・デ・エスパーニャ 1回
・アーセナル
FAカップ 3回
FAコミュニティ・シールド 3回
ドイツ代表での経歴
・U-21ドイツ代表
UEFA U-21欧州選手権 2009年
・ドイツ代表
FIFAワールドカップブラジル大会 2014年
個人タイトル
・UEFA U-21欧州選手権・最優秀選手(2009年)
・UEFAチーム・オブ・ザ・イヤー(2012年)
・UEFA EURO 2012・優秀選手(2012年)
エジル選手の特徴
広い視野から状況を瞬時に判断し、
味方の動き出しに合わせてパスを供給し
決定的なチャンスを作り出せる戦術眼を持つ頭のいい選手
広い視野はフィールド全体を上から見ている状態で
常に首を振りながら、ポジションを変えるごとに
周りの状況を見てチャンスを伺っています。
常にゴールを基準に相手・味方の位置を確認しつつ
空いているスペースまで見ています。
スペースは味方を活かすだけでなく、
自分が次に動くスペースを確認していて
頭の中で常にゴールまでの道筋を作っています。
広い視野で見つけた味方に正確でかつ
次のプレーを考えたパスを供給しています。
丁寧なパスで味方のゴールをアシストします。
パスを出して終わりではなく、出した後にすぐにサポートし
もう一度ボールに関わることで攻撃に厚みを持たせ
得点を奪える可能性を高めています。
(引用:ゴラッソ)
・卓越したボールコントロール
ボールを正確に止めることができ、
次のプレーの事も考えているので
ボールの置きどころ相手から離したところにおいている。
中盤の密集した場面でも正確なコントロールで
相手のいないところにボールを止めることができる。
相手の位置とフリーなスペースを確認し
そこに正確にコントロールできる技術は
中盤の選手であればできるようにしていきたいものである。
ゴール前のディフェンスが密集している狭いスペースでも
正確なパスとっボールコントロールで打開でき、
味方の得点のアシストもしくは
自らの得点を上げることもできる。
ボールコントロールもさることながら
体の使い方も上手い選手なので
相手はボールを奪うことができない。
相手からボールを離し、体を使い
相手からボールをより遠くに離すようにしています。
そして相手の状況を見てドリブルの選択肢を持ちつつ
味方の動きを見てながらプレーもできるのです。
味方の動きに対して合わせるために
あえてドリブルしながら時間を作り、
味方の動きに合わせてパスを供給することもできる。
パスをすることをフェイントとして
ドリブル突破することもでき、
状況を見て判断をできます。
(引用:サッカーキング)
・冷静な状況判断でチャンスを演出
ドイツ代表がワールドカップで優勝した際では
中盤で自由に動き、味方を使い、チャンスを伺い、
ドイツ代表の中盤のゲームメイクをしていた。
中盤でボールを受けて、一気に攻めるだけでなく、
味方を使い、冷静に状況を判断し、
攻撃に緩急をつけて、チャンスを演出。
ボールを持ちながらいい選択肢を見つけるのではなく
ボールを動かしながら周りの状況を見て
いい選択肢をみつけていくので
ダイレクトパスでのチャンスメイクをして
相手の意表を突くパスでチャンスを作っている。
どんなに狭いところでも受ける前に周りを見ての状況判断と
受けた後のボールコントロールで状況を打破し、
冷戦な状況判断で局面を打開できます。
(引用:REUTERS)
最後にまとめ
広い視野と冷静な状況判断で
最善の選択肢をしています。
そのプレーの幅を大きく広げいるのが
卓越したボールコントロールになります。
どちらが欠けても意味がなく
両方持っているからこそ最大限の力を引き出すことができ
試合の中で相手の隙を作り、観客を魅了するプレーができる。
ゲームを作っていく上で
欠かせないものを
持っている選手です。
活かす部分で言えばまずは
周りを見ることから始めてください。
広い視野を身につけることがプレーの幅を広げます。
ボールを受ける前・受けた後に周りを見るのは当たり前ですが、
そこだけでなく、ボールが移動すれば常に確認するぐらいの癖を付けてください。
ボールがひとたび動けば状況は変わります。
常にまわりを見る癖を付けていき
選択肢をまずは増やしてください。
選択肢を増やした中から一番ゴールに繋がる選択をしていく
少しずつ段階を踏んでできるようにしましょう。
どのタイミングで周りを見ているのか
エジル選手を見て真似してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。