どうも!
マッツJAPANのまっちゃんです。
今回はポジション解説をしていきます。
ポジションの中でも「ボランチ」についてお話していきます。
ボランチはサッカーで言うと
よく舵取り屋といわれます。
チームの攻守を担うポジションになります。
ボランチの役割
オフェンスとしては
- ショートパスの精度・正確性
- ロングパス精度・正確性
- ラストパス精度
- ゲームメイク
- 周りの状況を把握した的確な判断力
- 広い視野の確保
- ボールコントロール
- 味方選手のサポート
- ミドルシュート
- 戦術眼
- ポジショニング
- 攻撃のバランス
- セカンドボールの意識
ディフェンスとしては
- スペースを埋める
- 中央突破を防ぐ
- ディフェンスラインとの距離感・連携
- 1対1の強さ
- ヘディング
- プレスのタイミング
- 守備のバランス
- チーム全体のバランス
- セカンドボールの意識
- カバーリング
攻守ともに、色々と役割が多いです。
オフェンスでの役割
ボランチは攻撃では試合の組み立てをし
チームに勢いをもたらし、チャンスを演出します。
常に視野を広く確保し、味方のサポートをし
攻撃にリズムを持たせ、チャンスを作ります。
チャンスを作るだけではなく
自身でも常にゴールを意識し、
遠くからでもゴールを奪うためにシュートを放ち、
こぼれ球を確実に拾い、攻撃に厚みを持たせます。
中央でのプレーであるため
視野はかなり広く、ボールの置く位置や
自分自身の動き方・ボールの受け方で
常にポジショニングを変えていきます。
ボールだけを意識するだけでなく
味方の動き、相手の動き、スペースを意識して
攻撃にアクセントをつけます。
チームの心臓でもあるため
ボランチが機能しなくなれば
たちまちチーム全体が機能しなくなり
攻撃が単調になったりとゴールを奪いにくくなります。
単調というのは
ボールを繋ぐことができず
中盤を越して前線へのボールの供給や
前線へのスペースの供給のみになってしまいます。
それでは結局は能力の上の選手が勝つことになり
相手の方が空中戦に強い、あるいは1対1に強ければ
たちまち負けてしまい、試合を優位に進めることができず、
勝利できる可能性が低くなります。
中盤の真ん中ボランチは
後ろと前を繋ぐパイプ役
だからこそ機能することが大事です。
機能ができれば
攻撃のパターンは増え、
色んな形で相手のゴールを脅かすことができます。
ディフェンスの役割
守備でのバランスを取り
相手の中央突破を防ぎ、
相手の攻撃を遅らせ、コースを限定します。
中盤での競り合いには負けないように
ヘディングは強化しておかないといけません。
競り合いに負けないようにするためにも
最初のポジションニング良くして
ジャンプのタイミングを身につけることが大切です。
中央は選手の出入りが激しいため
マークの確認や受け渡しは確実に行わなければなりません。
相手はボランチを引き出し、
中央のスペースを利用しようとしています。
なぜなら、中央突破は一番ゴールに近いので
得点を奪える可能性が一番高いからです。
中央のスペースを埋めていればいいのではなく
相手選手にプレッシャーをかけ、
正確なボールを供給されないようにすることで
未然に相手の攻撃を防ぐことに繋がります。
そのためにも状況をしっかりと判断でき、
その場面で一番いい選択肢をできるように
常に考え、広い視野で周りの状況を
把握していく役割の多いポジションです。
センターバックの指示を聞き、
ディフェンスラインが一番守りやすい
ディフェンスの仕方をするためにも
常日頃のコミュニケーションを大切にしてください。
インターセプトを常に狙うために
相手がパスを出すタイミング、
相手が受ける位置を予測し、
相手のプレーを読んでボールを奪います。
奪ったボールはきちんと味方に繋げ、
自分たちのボールにして試合を組み立てていくのか
奪ったボールを前線の選手に供給して
カウンター攻撃の起点になるのか
状況を見て判断し、チャンスメイクをして下さい。
ボランチで参考にしてほしい選手
ここでは2人の選手を紹介します!
- スティーブン・ジェラード選手
- シャビ・アロンソ選手
ジェラード選手はリヴァプールの象徴で
元イングランド代表
1998-2015 リヴァプール
2015-2016 LAギャラクシー
2016年に現役引退
2017年からリヴァプールU-18の監督に就任し
2018年にレンジャーズFCの監督に就任しています。
遠くからでもゴールを奪えるキャノン砲を武器に
数々の大事な場面でゴールを奪ってきました。
自らでもシュートを放つ意識はかなり高いですが、
こぼれ球の意識も高く、誰より早く落下地点に入り、
シュートの選択肢もしくは攻撃の組み立てを考えています。
戦術眼も高く、攻守のバランスを取っています。
攻撃になればロングボールを駆使し、
ボールをサイドに展開し、
局面を変え、チャンスメイクしていきます。
その際のショートパスやロングパスは
- ボールスピード
- ボールの質・高さ
- 味方の動きを止めないパス
- タイミング
全てにおいて完璧です。
味方が受けやすく、トラップしやすいために
次のプレーに移行しやすいので
チャンスになりやすいのです。
自身でもチャンスだと思えば、
果敢にゴール前まで上がり、
ゴールを奪うことができます。
状況判断にも長けています。
中盤でのプレスは相手の攻撃を防ぎ、
ピンチであれば身体を投げ出し、ブロックもできます。
2人目のシャビ・アロンソ選手
元スペイン代表
1999-2000 レアル・ソシエダB
2000-2001 エイバル(レンタル移籍)
1999-2004 レアル・ソシエダ
2004-2009 リヴァプール
2009-2014 レアル・マドリード
2014-2017 バイエルン・ミュンヘン
2017年に現役引退しています。
色んなクラブを渡り歩き、
チームでは不動の地位を気づき、
数々のタイトルをチームにもたらしてきました。
攻守において常にバランスを取り、
前線へのパスを供給できる選手です。
前線の選手が受けたいタイミングで
パスが出てくるので前線の選手はプレーしやすく、
チャンスを活かすことができます。
全体の把握をしているので
常にボールを落ち着かせることができ、
無理に攻めるのではなく、
状態を整えてから、一気に仕掛けています。
全体の把握ができ、状況を見てプレーできるのは
- 全体の把握
- 前線の選手の把握
- ボールの位置の確認
- スペースの確認
すべて考慮して判断しています。
試合の流れも常に把握しているので
チームの状況に合わせたプレーができます。
2人とも言えるのは
最初からできていた訳ではありません。
色んな経験をし、失敗・成功を繰り返し、
確立してきたプレースタイルになります。
1つ1つの課題をクリアしていき、
ボランチで最高の選手を目指してみて下さい。
やることが多く、いろいろと難しいポジションでありますが、
それだけやりがいのあるポジションです。
前線の選手がゴールを決められるのも
ディフェンスラインが守備をしやすいのも
ボランチの助けがあるからです。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
これからもマッツJAPANをよろしくお願いします!
youtubeも更新していくのでぜひチャンネル登録お願いします!
ブログの方も更新していくのでチェックしてください!