サッカーはチームスポーツであるが
個人の能力も必要とするスポーツでもあります。
味方と連携していき、相手ゴールに迫っていく事も大事だが
単独で突破していき得点を奪うことも大事である。
相手ゴール前では個人技はより必要になる
もしシュートを打つことができるのであれば
自分自身でシュートコースを作り、
シュートを打つこと
コースを作る動きこそ個人技になります。
サイドハーフの選手であれば味方を使える能力と
個人で突破していける能力を身につけることが必要になります。
個人技でも今回はドリブルに関して
参考になる選手を紹介します。
「プレミアリーグナンバー1のドリブラー」です。
こんにちは!
北区が生んだサッカーの申し子=まっちゃんです。
個人技の中でもドリブルで相手を切り裂き
得点チャンスを自ら作り出し、
ボールを持てば相手に奪われることなく
味方にチャンスを作る事もできる選手です。
ロシアワールドカップでもベルギー代表としてチームを牽引
ベルギー代表を3位に導き、主力として大活躍
ドリブルの突破は数多く、誰も止めることができない
その選手こそ・・・
ベルギー代表でチェルシー所属で
チェルシーの10番を継承している
エデン・アザール選手です。
(引用:スポルト)
選手情報
国籍=ベルギー
生年月日=1991年1月7日
身長=173cm
体重=76kg
ユース
1995-2003年 ロイヤル・スタッド・ブレーヌ
2003-2005年 テェビズ
2005-2007年 リール
クラブ
2007ー2012年 リール 147出場/36得点
2012-2018年(現在) チェルシー 174出場/57得点
16歳でのプロデビューで活躍している選手です。
代表歴
2006年 ベルギーU-15 5出場/1得点
2006年 ベルギーU-16 4出場/2得点
2006ー2008年 ベルギーU-17 17出場/2得点
2007ー2009年 ベルギーU-18 11出場/6得点
2008-2018年(現在) ベルギー 92出場/28得点
タイトル
・LOSCリール・メトロポール
リーグ・アン:1回
クープ・ドゥ・フランス:1回
・チェルシーFC
プレミアリーグ:2回
フットボールリーグカップ:1回
UEFAヨーロッパリーグ:1回
FAカップ:1回
個人タイトル
・リーグ・アン年間最優秀若手選手賞:2回
・リーグ・アンベストイレブン:2回
・リーグ・アン年間最優秀選手賞:2回
・ブラヴォー賞:1回
・PFA年間ベストイレブン:4回
・PFA年間最優秀若手選手賞:1回
・クラブ年間最優秀選手賞:1回
・PFA年間最優秀選手賞:1回
・FWA年間最優秀選手賞:1回
・プレミアリーグ最優秀選手賞:1回
・FIFAワールドカップ・ベストイレブン:1回
・FIFA/FIFProワールドイレブン:1回
選手特徴
アザール選手の特徴は何と言っても
ドリブルの技術の高さです。
相手を切り裂き得点チャンスを作る。
そのドリブルテクニックで相手を翻弄する
相手をかわす際に緩急を使うことで
相手を一気に剥がし、相手の先にいき
相手を抜き去っている。
難しいことはしていないが
ドリブルをいくつかに分解していくと
基本の応用である。
(引用:Football Action)
アザールのドリブルとは
かわす際はインサイドとアウトサイドの交互の動きでかわしている。
インサイドとアウトサイドを両方使うことで
相手を左右に振ることができ、
スペースを作りやすくなる。
これは基本練習のインサイドで触る
アウトサイドで触るを交互に練習していく事でできる。
後はボールを置く位置を考えているからこそ
インでもアウトでも切り返しがしやすくなり、
自分自身の状態を崩さずに相手をかわすことができる。
ボールの置く位置が中央
常にボールを運ぶ際にボールの位置が
自分自身の中央つまり真ん中に置いてあることで
相手はアザール選手がどちらに抜けるのか
予測できないので飛び込みづらい。
簡単に飛び込んでしまうと
その逆を突かれてしまう危険があるため。
ボールが中央にあることで
選択肢が左右両方あるために
相手の状況を見て逆を突くことが可能である。
相手の動きに合わせて抜くこともできれば
こちらから仕掛けることもできるので
有効的なドリブルをすることができる。
(引用:サッカーダイジェスト)
相手との距離感を掴む秘訣は「細かいタッチ」
アザール選手が相手との距離感を掴むために
工夫していることは相手とのある程度の距離から
細かいタッチをしていることです。
細かいタッチをすることで
相手との距離感を取ることができるのと
相手の動きに対して準備することができます。
細かいタッチの際に相手が一気に飛び込んでくれば
ボールタッチを細かくしている分
ボールを触る回数が多いので相手の動き対して
アクションしやすくなる。
相手の動き対して反応することができるので
相手のプレスをかわすことができます。
細かいタッチをしていく事で
状態の準備ができます。
スピードに乗った状態で相手をかわしても
相手はそれを読んで対応していくので
あまりかわすことができません。
スピードに乗った状態から
相手との距離が近くなったら
細かいタッチに変えることで
自分自身のスピードも落ちます。
そこから相手との1対1を仕掛けることで
かわす際にスピードを上げることで
緩急を作ることができます。
細かいタッチが緩になり
かわす際のスピードアップが急になります。
細かいタッチを駆使することで
相手を簡単にかわすことができているのです。
(引用:サッカーキング)
ボールを相手から離している。
かわす際に先にボールを相手から離した位置に持っていき、
自分自身が後からボールを追いかけていく事で
仮に相手が足を出された場合はファールになります。
相手はボールをとるために出した足も
ボールをそこにもうないので
アザール選手の足を引っかけていることになります。
ボールを相手から離すことで
相手をかわすことができるのと
次のプレーがしやすくなる効果もあります。
仮にかわしてシュートを打とうとした際に
ボールを先にスペースに流していれば
ゴールを見る時間とボールに対しての歩幅の考えることができます。
アザール選手はそれを活かして
キックフェイントをいれてみたり
足を振り抜いてゴールを奪ったりと
ボールを相手から離すことで可能にしているのです。
一瞬のスピードを速くすることができれば
スペースに運ぶことができれば
簡単に相手を振り切ることができ、
次のプレーもしやすくなります。
(引用:ゴラッソ)
最後にまとめ
ドリブルの基本である
・ボールを正面に置く
・ボールを相手から離す
・相手との距離感
3つのポイントの基本ができているからこそ
試合でも自信を持ってプレーすることができるのです。
基本はすべてであり
できなければその上にいくら何を積み上げても
意味がありません。
基本ができるからこそ
そこに自分の考えや能力を上乗せていけば
できるプレーはどんどん増えてきます。
基本ができたから満足するのではなく
基本はあくまでもできて当たり前
スタートラインに立っただけなのです。
そこからいかに自分を成長させていくかが
大事になります。
アザール選手もいろんな失敗をして
今のスタイルを確立していきました。
できないことは1つもありません。
できることをまずは確実にできるようにして
できそうかなというプレーを失敗しながら
できるようにして武器にしていっているのです。
まずはドリブルの基本をしっかりと
学ぶことから始めてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。